パーマカルチャー・ガーデニングで、登場するレイズドベッド。
浜松市広沢町でベースづくりの進むフォレストガーデンの工事の最中、食べられる植物で庭をつくる。という、コンセプトを面白く思っていただいたのか、すぐお隣に住む方に声をかけていただきました。
『駐車場のスペースに家庭菜園ができるスペースができないか??』
そんなお話をいただいて、つくらせていただいたのがこのレイズドベッド
特に都市型パーマカルチャーや、畑として機能させるのが大変な場所で応用されるこの【レイズドベッド】は、ガチガチで野菜などの作物などが到底育つ環境でないような劣悪な環境で効果を発揮するガーデニング・アイデアです。
施工させていただいたこの場所は、ガッチガチの砂利の駐車場。
本来だったら、そこを耕して~・・・という様々なアプローチがあるのですが、ここではレイズドベッドという形を提案させていただきました。
まずは材木を組み、ガッチガチの地面の上ではなく、そうした場所が持つ排水性の悪い環境を考え
大地の再生を施し、空気と水の流れをデザインした場をつくり、その上にヒューゲルカルチャーを施し、土を乗せ、菜園に適した環境を作り出していきます。
(材木は腐食を防ぐために柿渋仕立てです
)
ヒューゲルカルチャーとは、土の中の炭素分豊富な木材を埋め込んで、つくりこむパーマカルチャー菜園テクニック。 土のコンディションを整えてくれる菌類の活動と保水性などを同時に保ってくれる技術です。
そのヒューゲルカルチャーの元となる材木は、すぐお隣のフォレストガーデンのベース作りで生まれた大きな木の剪定の枝を利用させていただきました。
こうして、レイズドベッドという菜園に適した環境を作ることによって、今度もずっ~と菜園を楽しめる場を作っていきます。
家庭菜園初心者ということで、色々なリクエストがありましたが、大切なのはピープルケア。
その人にとって必要なものを大事にしていくこと。
作り上げられたレイズドベッドにはトマトやキュウリ、サトイモ、生姜、ピーマン、バジル、ズッキーニなど、18㎡に満たない小さなスペースに様々な植物の性格や特徴を組み合せ、植えられた植物が互いに助け合う関係性を意識して、そこで暮らしたい人がもっとも求める植物を、色々とお話をしながら植え込んでいきます。
施工はちょうど夏前に終わり、キュウリやバジル、トマト様々な野菜を植え込み、小さなスペースで様々な収穫を楽しんでいただけたようです。
つい先日、バッタリと近所のお店でお施主さんと出会ったとき、交わした最初の言葉がコレ
『そろそろサトイモと生姜は収穫していいのかね??』
そんな会話ができるのが、自分にとってのすっごく幸せなヒトトキ。
まったくの手探りの中で、自分なりに植物に触れ合った者が感じている世界の話がなんとも・・・♪
砂利に敷き詰められて、ほとんど作物の生産不能だった場所に、これからずっと菜園を楽しめる場所をつくっていけること。
それが僕たちの仕事の醍醐味です。
作ってオシマイではなく。
そこから色んな試行錯誤をともに味わっていけること。
そうしたつながりをこれからも、ずっとつくりつづけられる仕事ができたらと思います。
ずっと続けられる暮らしの場づくり。
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