菊川西中学校のESD+総合学習授業のパーマカルチャー教育プロジェクトがはじまって、一個目のステップを踏みました。
2年生は学校を観察してパーマカルチャーデザインに挑戦をしてみること。 そんなパーマカルチャーデザインをつくるという生徒たちの夏休みの宿題作品が手元に届いてじっくり観察中。
実際に学校という中にある様々なものを観察してみて、それぞれ感じたことや、考えてみたことを表現してみること。 限られた時間の中で、かなり不安も多かったけれど、生徒たちが思いのほか受け止めてくれていてよかった。
なんか宿題やっつけられた感じのもあるけど(笑)本当に面白いアイデアがたくさん。
それぞれの感性でちゃんとその場の要素を見て、風や水、太陽を生かそうとする学びが現れていて感無量。
小さなパーマカルチャーデザイナーたちが、これからどんな風に菊川を豊かにしていくのか本当に楽しみです!
赤ペン?先生するぞ〜
■2年生の作品 テーマ 使われていない第2グラウンドのデザイン
風を生かす 風力発電とドライフード
土を生かす 食べ物をつくる。 綿で服をつくる。
日陰を生かす 雨しのぎ、きのこづくり
太陽を生かす お湯を沸かす、ソーラー発電、ソーラークッカー、果樹
水を生かす 水たまりに池をつくる。 風呂や緊急時の飲み水 洗濯
構造物 フェンスを食べられるものに、収穫時にも遊べる
生き物に生かされる カエルに助けてもらう生態系サービス
などなど
この場に詰め込まれた資源の利用と、それをつなげようとするデザインと求める効果を、まずは自分で考えついたことがすばらしい! そして、ここまでデザインを考えてくれたことに感動・・・♡
この小さな種を大切に育てていこう・・・!