食べられる森のお寺 正晨寺フォレストガーデン 1年目

何と!仏教界よりパーマカルチャーのデザインのオファーをいただき、もうすぐ1年。

色々とタイミングを計りながら、お寺で初! (おそらく日本でも初??)のフォレストガーデンを施工させていただき、先日そのガーデンのケアに訪れました。

お話をいただいた正晨寺の副住職もパーマカルチャーの人や自然、生き物を大切にしていこうとするデザイン思考は、副住職いわく仏教と相性がピッタリ!ということで、とてもパーマカルチャーを気に入っていただき、トントン拍子でお寺にフォレストガーデンを施工させていただく運びとなりました。

正晨寺のガーデンはもともとが長年のお庭として使われていてあということもあり、もともとある樹木を可能な限り活かしながらの施工させていただいた中、ガーデンをつくったあと1年目ということで、もともとの植生が息を吹きかえしています。
その中、必要なものは残し、それ以外はChop&Drop(自然農でいうところの刈敷き、マルチ)をして手入れをしていきます。

フォレストガーデンは日々成長していく菜園なので、初期はそれなりの手入れが必要となります。 でも、その手入れはまさに植物との対話。
ガーデンを手入れしてくれている副住職夫妻も少しずつ様々な植物に慣れ親しんでいってくれているようです。

食べられる森のお寺 正晨寺フォレストガーデン 1年目



施工後にこうして、自分も一緒にガーデニングすることもフォレストガーデンのお仕事の醍醐味。 
草取りをしたり、植物を整えたり、樹木の生育を助けるための芽かきなどの手入れをしてあげたり。。。

『雑草がなかなかはびこっちゃってね~』

そんな一言や最近のガーデンのお話をしてくれる中に、ガーデンが出来上がったあとのどんな風にここで過ごされていたのかが感じられて、作らせていただいたこちらも嬉しくなります。

雑草はどうしても生えてはきますが、ガーデンでその草の生え方を見ると、ああ植物たちを大切に手をかけてくれているんだなぁって感じられるんですよね。
こうしてガーデンと共に暮らしが少しづつ作られていくことを感じられることが、自分の一番の喜びの時間でもあります。


ちなみに今現在の正晨寺のフォレストガーデンには・・・

アーモンド
クリ
エルダー
ブルーベリー
ラズベリー
フェイジョア
ナツメ
キンカン
アボカド
カキ
ウメ
サンショウ
グァバ
レモン
マルベリー
ナツメ
ヤマボウシ
スモモ

食べられる森のお寺 正晨寺フォレストガーデン 1年目

食べられる森のお寺 正晨寺フォレストガーデン 1年目
(ほとんど実をつけなかったカリンも、自然栽培の剪定を施したので、徐々に実付きを良くし始めてくれていますね。)


そんな子達を中心に様々な食べられたり薬になってくれる植物たちが広がっています。

正晨寺は訪問者の方の受け入れもされているので、気になる方は是非お寺に訪れてみてください。
副住所のこれからの仏教の姿や地域のお寺の構想などもかな~り面白いですよ~!


正晨寺HP↓
http://www.sho-shinji.org/

フォレストガーデン施工・果樹剪定・デザインのご依頼はこちら
http://percultube-garden.jimdo.com/















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