■名前:アカメガシワ 【Mallotus japonicus】
英名:Japanese Mallotus
■タイプ
最大 ニッチ(高さ×広さ): 10m×7m?
葉-落葉
受粉-虫
花の色-黄
生質-多年生・木質
収穫シーズン-新芽のシーズン 葉・樹皮6-7月に取れたものを乾燥させて利用
■生育環境
日照:日向 【日向・軽い日陰・日陰・深い日陰】
水-水性地以外
pH-なんでも
土質-なんでも
生育温度40~-5° ? ※亜熱帯~温帯地方で生育
増殖方法:どにでも生えているのであまり増殖する必要はないかも。
生殖方法:
自然生育気候:亜熱帯~温帯
■エコロジカル・ファンクション(環境効果)
恐らく日本の九州~東北地域のKing Of Pioneer -先駆植物の王。
農地や山林では畑に生えたところから真っ先に刈られるが、自分が始めた裸地からスタートしたフォレストガーデンではソイルビルド(土作り)の力を発揮してもらうため、あえて背を低くして残している。 非常に丈夫な樹種のため、枝葉を刈り取りマルチなどにも使用。
どんな場所にもたくましく生育することから、様々ことへトライしている時など、個人的に超励まされるソウル・プランツでもある。
油分を含む種子が鳥たちの大好物。
■利用方法
材は軟らかく、床柱・下駄・薪炭に。
アカメガシワは民間では、古くから胃腸薬として、また、できものや痔疾に、腫れもの薬と称して用いられていた。漢方薬としての「梓白皮(しはくひ)」は、アカメガシワの樹皮や葉を6~7月ころに採取し乾燥保存したものである。アカメガシワには抗炎症作用のほか、胆汁分泌、抗潰瘍作用、胃腸機能調整作用などが知られていて、現代薬の原料にもなっている。
民間では樹皮を煎じたものを胃潰瘍や十二指潰瘍、胃炎、胃酸過多などの胃腸薬として、また胆石症などに用いている。腫れ物には「三物梓葉湯(さんもつしようとう)」が有名
樹皮は「野梧桐(やごどう)」、葉は「野梧桐葉(やごどうよう)」。
ドライした葉を入れて入浴すると、あせもに効能があるとされる。
果実の軟針は駆虫剤に用いる。
若葉は食用となり、和え物やおひたしに。
ヒラタケやキクラゲなどの原木に。(しいたけ以外は行けるとの情報がある。 ただ、生産性は低いかも)
伊勢神宮ではお供え物の下に葉っぱを敷いてる。
五菜葉、菜盛葉と呼ぶ地域は手捏ね寿司みたいな料理を巻いたり。
葉をお茶にすると赤ワインに勝るほどのポリフェノール含有量とも言われている。
※この有用植物リストは今後、加筆・修正する場合があります。 またこれらの植物について情報の誤りや追加などがありましたら、こちらまでご連絡ください。
■栄養成分
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※参考
Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%82%AC%E3%82%B7%E3%83%AF
杉並の自然学
http://sas2005.eco.coocan.jp/01_menu/1_aaa/a_page/akameg.html
シリーズ自然を読む
http://elekitel.jp/elekitel/nature/2011/nt_108_akgw.htm